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担雪埋井の経営

2015年10月30日

category : 福耳通信 @三宅 真弥

中国・唐の時代の言葉に「担雪埋井(たんせつまいせい)」があります。文字通り「雪を担いで井戸を埋める」ということです。
その意味するところは、「井戸にいくら雪を投げ入れても、雪は井戸水の中で瞬時に溶けてしまい、井戸を埋めることはできない」です。つまり、いくら努力しても成果の出ないたとえを意味しています。
その後、この言葉はわが国に伝わり、禅僧などによって、反対の意味として使われるようになりました。すなわち、たとえ無理だとわかっていても、それを無心でやり遂げる行為そのものが尊く、そのうちに大きな成果につながるのだという解釈です。
会社経営は、「担雪埋井」のように一筋縄でいくものではありません。
私自身も、特に人財育成の場面では、何度も何度も「担雪埋井」を心で唱えていきました。
こつこつと地道に継続して取り組んだ先に、”成功””発展”が待っていると信じて続けるしかありません。
お互いに「担雪埋井」の精神で励んでまいりましょう。
11月12日(木曜日)に毎年恒例の経営支援セミナーを開催いたします。
今年はマイナンバー実践編を含む3部構成を予定しております。多数の皆さまのご参加をお待ちしております。

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