2016年02月10日
category : 福耳通信 @三宅 真弥東京から北海道・函館を4時間台で結ぶ!
北海道新幹線(新青森ー新函館北斗間)は、東京から新函館北斗間を「はやぶさ号」が最速4時間2分で結びます(2031年春に札幌まで延伸予定)。
特徴1:雪を、落とす!貯める!吹き飛ばす!
国内屈指の豪雪地帯を駆け抜ける北海道新幹線では、東北新幹線のようにスプリンクラーによる散水で雪を溶かすと、線路が凍結してかえって危険性が増します。そのため、
1.高架橋上の線路脇を格子状にして雪を高架下へ落とす
2.線路脇に貯雪スペースを設ける
3.ポイント部分の雪を圧縮空気で吹き飛ばす
4.ポイント区間をシェルターで覆う
などの様々な工夫がなされています。
特徴2:貨物列車が同じ線路を走る!
新青森ー新函館北斗間(149km)のうち、青函トンネル(約54km)を含む約82kmは、在来線(津軽海峡線)が新幹線用に改良されます。
この区間は、1日50本の貨物列車が走る北海道の重要な物流路線のため、貨物列車を廃止できず、新幹線と貨物列車が同じ線路を走る珍しい区間になります。
ただ、高速度で走る新幹線が貨物列車とすれ違うと、風圧によって貨物列車のコンテナに破損、荷崩れ、落下の危険性があるため、新幹線は最高時速を140kmに制限して走ります(通常の最高時速は260km)。
137億円の経済効果を期待!
新幹線開業により、函館を中心とした道南エリアでは、首都圏と宮城県からの来訪者が約13万人(うち観光客約9万7,000人)増加し、その経済効果は年間137億円と試算されています。
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三宅 真弥
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