2024年08月23日
category : スタッフBLOG @梅崎 倫子こんにちは、梅崎です。
暑い日が続いていますが、時折秋を知らせる涼しい風が吹くと気持ちいいですね。
先日、新聞の紙面に公認会計士協会主催の、子どものための会計教室があるという情報を得て、
参加してきました。
啓蒙活動で定期的に小中学生の子ども達を対象として、このようなセミナーを
開催しているそうです。会場には公認会計士が6人もいて、
会計の大切さを子ども一人一人に優しく説明してくださいました。
セミナーはワーク形式で、東京ワタアメ株式会社の損益計算書の監査をするというもの。
売上集計表と請求書から監査をして、最終的に「監査報告書」を作成し、
損益計算書が適正であるという事を証明するのがお仕事。
まず、会計、監査、株式会社、配当等、必要最低限の用語の説明をしてもらいました。
そして、ここからルールの説明です。
①お金を出資している株主や、借りている銀行に安心してもらうため、正しい計算書を作成する。
(いつもT&Aから関与先に伝えていることです。)
②商売をするための「支出」だけを記録する
東京ワタアメ㈱は、社長の子供のゲーム代を経費にしていました。これはダメです。
③使ったお金は正しい時期に記録する。
入出金ベースではなく、発生ベースの処理ですね。これも本来の損益を見るためには重要です。
30人の子ども達はグループで相談し、誤った損益計算書を修正して監査をしていきます。
うちの子どもはチンプンカンプンで何も出来なかったようですが、中には賢い子もいて
次のような事を社長役の方に指摘しました。
1、社長、マンゴー味のワタアメがとても売れたと言っているけど、売上集計表を見ると
60本しか売れていませんよ。
2、売上集計表には、3種類のわたあめを販売しているようですが、
請求書は2種類分の請求しかないですよ。
2の指摘には驚きました。見えないモノを見る力。監査をする際はとても大切。小学生恐るべし。
まさに、日々私たちが行っている仕事内容を体験でき、我が子も刺激を受けたと思います。
お土産に電卓までプレゼントしてもらい、とても良い夏休みになりました。
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梅崎 倫子
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