2011年12月14日
category : スタッフBLOG @宮地 香皆様、こんにちは。すっかり寒くなって参りました。皆様風邪などひかれていませんか?体調には十分気をつけてください!
さて、突然ですが、我々の事務所では月曜日は8時半より朝礼を行います。
朝礼の意義はいろいろとありますが、本日は、★基本理念の朗読★に焦点を当てたいと思います。
朝礼の前に代表で1名が朗読し、各自心に刻みます…
経営理念、基本理念というものは各社何かしらあると思いますが、
実は私自身は、今までこのように理念を朗読し、確認するという経験は三宅会計事務所へ入所して初めての経験でした。
こうして毎週確認していると、確かになんとなくではありますが、その理念に共感し、理念に沿った行動を心がけることを考え始めたように感じます。
(本当か??…でも、私はともかく事務所所員はそのように感じます)
…さて、今日はこの経営理念を不正の防止の観点で考えてみたいと思います。
オリンパスなど経営者の不正が再び話題となっている今、
内部統制としての「経営理念」は重要性を増しているのではないかと思います。
ここで内部統制の定義です。内部統制とは。
基本的に、業務の有効性及び効率性、財務報告の信頼性、事業活動に関する法令等の遵守並びに資産の保全の4つの目的が達成されているとの合理的な保証を得るために、
業務に組み込まれ、組織内のすべての者によって遂行される「プロセス」をいい、
統制環境、リスクの評価と対応、統制活動、情報と伝達、モニタリング(監視活動)及びIT(情報技術)への対応の6つの基本的要素から構成される。
とのことです。
内部統制はそもそも経営者が構築するので、
不正、特に経営者の不正に対して内部統制を構築することはとても難しいことです。
しかし、内部統制には、チェックの「仕組み」だけではなく、「心」の問題も大きな内部統制の要因になります。
不正に対しては、この「心の問題」つまり経営者を含め組織の各構成員が「不正を起こさないという心構え、理念を持つこと」が、重要な内部統制として機能します。これは、経営理念、不正を起こさないという社風を浸透させることにより構築できることではないでしょうか。
こうして考えると経営理念には様々な効果があると思います。是非それぞれの立場で、自社の理念を思い返してみて下さい。
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宮地 香
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